京都府向日市のお客様より「天井裏から足音のような音がするからきてほしい」とお電話をいただきました。お話をお伺いしたところ、イタチやアライグマなどの小動物系の可能性が高いと判断をし現地調査へお伺いしました。
■現地調査
現場に到着しまず行ったのは建物の外周の確認です。特にベランダや屋根の隙間、配管回り、換気口など動物が侵入しやすい場所を重点的に調べました。しかし、明確な侵入口は見つかりませんでした。次に屋内側からの調査を行いました。お客様のご了承をいただき、浴室の天井点検口から天井裏へ入り確認を行いました。すると、イタチ特有の細く小さな足跡や糞を発見しました。さらに断熱材が一部荒らされていました。このことからも明らかに小型の哺乳類が潜んでいたことがわかります。調査を行ったのは比較的寒い時期でしたので、外気温も低くイタチが断熱材の中で暖をとっていた可能性が高いです。断熱材は動物たちにとって非常に心地よい環境であり、巣作りの場として狙われることが多いです。屋内からの状況を鑑みて再度外側から調査を行いました。すると、壁面と基礎の間に約5㎝程度の隙間を発見しました。この小さな穴が今回の侵入口であると判断しました。イタチは非常に細長い体を持っているため、たった3㎝程度の隙間からでも体をねじこんで侵入することが可能です。こちらが思っているよりも小さな穴でも油断できないのがイタチ被害の厄介なところです。

■駆除作業
後日捕獲機を(箱わな)を設置し、警戒心の強いイタチに合わせた工夫を施しながら待機しました。数日後、見事捕獲に成功しました。もちろん捕獲しただけでは再発のおそれがあるため、問題の侵入口を金網と防獣パテで封鎖しました。ほかにも建物全体を点検し、類似の隙間がないかチェックしたうえですべての侵入口を封鎖し作業が完了しました。
■イタチ駆除の法令について
イタチをはじめとした野生動物は鳥獣保護管理法により保護されています。むやみに捕獲、殺処分することは法律違反となり個人での駆除や捕獲は原則として禁止されています。当社では狩猟免状(わな猟)保持者が対応し、各市町村の担当課に捕獲許可申請を行ったうえで、正式な許可証を得て作業を実施しています。法令を遵守した安全で適切な駆除対応を行っておりますのでご安心ください。
■イタチ被害のサイン
以下のような症状がある場合は害獣被害の可能性が高いので注意が必要です。
・夜間、天井裏や壁の中からカサカサと音がする
・天井にシミができた
・強いアンモニア臭や獣臭がする
・室内に糞のような黒い粒が落ちている
・ペットが天井を見て吠える
放置しておくと、断熱材の損傷、天井の腐食、糞尿による健康被害、ダニやノミの発生といった2次被害に繋がる可能性があります。早めの対応がとても重要です。
■お客様の声
「天井から音がするようになって最初は気のせいかと思っていたのですが、日が経つにつれて眠れなくなるほどになってしまった。家の中に何かいると思うと不安でした。実際に来ていただいて調査までやってくれて、捕獲から穴の封鎖までしっかり対応してくれて助かりました。もっと早く相談しておけばよかったと思うくらい、対応も丁寧で安心感もありました。ありがとうございました!」
このようなお声をいただけたこと、私たちにとって何よりの励みです。イタチのような害獣は再発防止を防ぐためにも侵入経路の特定と封鎖が非常に重要です。今回は早期のご相談をいただけたこともあり大きな被害が出る前に対策でできたかと思います。
天井裏からの足音や異臭は住宅の構造上どこかに侵入口があります。見えない場所だからと油断せず、まずはプロの目で点検をおすすめします。イタチやアライグマなどはかわいらしい見た目とは裏腹に、衛生的、構造的なリスクをもたらす存在です。適切な方法で安心安全な生活環境を取り戻しましょう。


