被害・前提
トコジラミ(南京虫)は、最近多くの人々の悩みの種になっています。一度発生してしまうと、自力での対処が難しくなるため、専門業者に依頼することが必要になります。
近年、旅行先や宿泊施設での感染だけでなく、中古品の購入や、外からの侵入によっても拡散しているとされています。また、トコジラミ(南京虫)は、アレルギーや皮膚炎などの症状を引き起こすこともあり、その危険性が認知されるにつれ、当社への問い合わせの数も増加傾向にあります。観光客(外国も含む)が多く訪れる京都では、宿泊としてホテル等を利用される際に持ち込まれることも多く、注意が必要です。
また、トコジラミ(南京虫)は、成虫だけでなく幼虫も人の血液を餌に生活しており、万が一、室内に持ち込まれ、一度繁殖すると駆除が非常に困難で時間がかかります。
作業前①
宿泊施設ベッドにてトコジラミの繁殖を確認。
作業前②
トコジラミの卵の確認。
作業①
トコジラミが発生している場所に対して、専用の殺虫剤(エアゾール剤)を散布します。散布する量や方法は、スタッフが調整します。
作業②
生息クラックの封鎖作業をします。
シーリング剤を使ってクラックを封鎖する:トコジラミが生息するクラックに、シーリング剤を使って封鎖します。シーリング剤は、クラックに詰め込むことで、トコジラミがクラックから出てくるのを防ぎます。
隙間を埋める:クラックの周りにある隙間を埋めることで、トコジラミが入り込むのを防ぎます。隙間を埋めるために、シーリング剤や専用のテープを使用します。
ファブリックプロテクターの使用:ベッドやソファなどの家具には、ファブリックプロテクターを使用します。ファブリックプロテクターが塗布された家具の布地には、トコジラミが付着しづらくなりますので、再発防止につながります。ただし、ファブリックプロテクターは効果が持続しないため、定期的に塗り直す必要があります。
作業③
トコジラミ専用マイクロカプセル剤の残留処理をします。マイクロカプセル剤の残留処理とは、トコジラミ駆除作業の最後に行われる、残っているトコジラミを駆除するための処理方法のことです。
- 残っているトコジラミを駆除するため、トコジラミ専用マイクロカプセル剤を使用する。
- マイクロカプセル剤を液体として散布する。
- 家具や床などに散布し、乾燥させる。
トコジラミ専用マイクロカプセル剤は、徐々に効果が発揮されるため、残留処理後は数週間から数か月間は駆除効果が持続します。
作業後調査
トコジラミ駆除においては、お客様への部屋の販売開始時期の判断が難しいのが現状です。駆除作業の完了後、すぐに部屋を販売することはできません。
当社は、駆除作業後に一定期間(数週間から数か月)専用トラップによる生息調査を実施し、判断基準のご提供も行っております。再発が確認された場合には再度駆除作業を行う必要があります。
料金表
駆除施工 | ビジネスホテル1室程 | 49,500円~/3回 |
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※トコジラミの駆除は平均3回程の訪問が必要です。
※上記料金は税抜き表示となっております。