被害・前提
都市化に伴い、自然環境が失われ多くの鳥類はその生息域を狭められ減少していく傾向にあります。
一方、都市化に適応しその個体数を増加させている鳥類もいます。ドバト・カラスがその際たるものです。都市化の中に巧に営巣箇所を確保し、豊富な餌と天敵の減少により著しく増えています。特にドバトは、平和のシンボルとして可愛がられ保護されてきました。
また、カラスは不吉の象徴とされながらも高い学習能力によって巧に共生力を身につけました。ユーモアたっぷりのエピソードも多く、マスコミが取り上げるようになり広く世間に知られるようになりました。しかし、生態系を無視した特定種のみの著しい増加は、時に多くの問題を引き起こすことになります。糞害による汚損・鳴き声による安眠妨害・病原菌の媒介等は現在、多方面より新しい公害として指摘されています。そしてカラスの繁殖時に起こる威嚇行動はより深刻な問題となっています。
このような問題を抱えつつも、対策を実施している自治体はほとんどなく、個々で密かに対策を講じているのが現状です。これは察するところ、対愛鳥家、保護団体及び法的解釈等の諸問題のためと考えられます。
対策の流れ
当社は、人工的環境の中で機能しえない自然淘汰を人々の手でコントロールする必要があると考えています。生態系を乱す鳥類に対し、自然に変わってコントロールすることが必要です。
十分な事前調査をもとに、数多くの仕様の中から環境に合い、法にのっとった正しいコントロールをお勧めします。限られた環境の中で上手に共存していくため、当社は考えます。
鳥害防除方法
鳥の糞は美観を損ねるだけでなく、建造物を酸化させ、寿命を縮めます。また、人の健康を害するなどの問題があります。そのため、鳥害防除は重要な役割を占めています。現在、鳥害防除の方法はいろいろなものがあります。当社はお客様のご要望、現場の状況にあった方法をご提案致します。
①成鳥捕獲
過密度に生息している状況を適正生息密度にするために捕獲箱を設置し、捕獲を行います。
鳥類の捕獲は「鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律」によって規制を受けるため、所轄官庁の許可が必要になります。(卵・雛の捕獲を含む)
②卵、雛捕獲
繁殖による増加を防ぐため、また、忌避法の効果を高めるために巣の撤去をする必要があります。
物理的な忌避
ネット・ワイヤ・プロテクター等を鳥類が飛来し止まりそうな場所に張る方法です。種類によって価格差、耐久の面でバラつきがある為、設置場所により選択します。どれも非常に効果が高く長期的な効果が望めます。
防鳥ネット
防鳥ネット施工例になります
防鳥ワイヤ
防鳥ワイヤの施工例になります
プロテクター
プロテクターの施工例になります
料金表
ネット施工 (ボンド固定) |
ワンルームベランダ | 8,800円〜 |
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ネット施工 (アンカー固定) |
ワンルームベランダ | 16,500円〜 |
剣山施工 | 手すりや梁等上部 | 8,800円〜/m |
忌避剤の設置 |
ワンルームベランダ |
8,800円〜/m |
防鳥ワイヤー | ワンルームベランダ |
8,800円~/m |
※捕獲業務は実施市町村における処分費が必要です。
※上記料金は税込み表示となっております。