春になると、蜂たちの引っ越しが始まり、新しい巣を作るのに蜂たちが飛び回ることがある、と以前書かせていただきました。
それを「分蜂」と呼びます。
先月、ニュースを見ていたら東京の恵比寿に大量の蜂の大群が現れ区役所に多くの問い合わせがあったそうです。
「現場は一時騒然となりました。」と、ニュースで報道されていました。
私たち害虫駆除スタッフからすると、「蜂の大群?時期的に分蜂でしょ」とすぐに納得するのですが、
何もないところに蜂が急に大群で現れたら驚きますよね。
パニックになる前に知識として少し知っておいてもらえると、慌てずに対応することができますよ。
分蜂のプチ知識
その① 分蜂中の蜂たちは刺さない
分蜂は、蜂たちの巣作りのお引越しです。蜂の巣に見えるのは蜂たちが束になって休憩しているだけなんですよ。
その② 殺虫剤かける等の行為は絶対したらダメ
束になっている蜂たちに殺虫剤をかけても外側の蜂さんにしかかかりません。
内側にいる蜂さんたちはびっくりして余計に暴れだしてしまうことがあります。
その③ ハナバチ(花蜂)とカリバチ(狩蜂)の2つのグループにわけられる
ハナバチと呼ばれるミツバチはめったに人を指すことはありません。
花を訪れて蜂と花粉を集める雑食性で、養蜂家にとっては立派な“家畜”なのです。
ミツバチは有害生物ではなく、人間の生活には必要不可欠な存在です。
知識としてあるのとないのでは違うと思いますので、頭の片隅にいれておいてくださいね。
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