京都市中京区 トコジラミ駆除(ホテル)薬剤散布

京都と滋賀を中心にゴキブリやネズミ、ハチ、シロアリなどの害虫・害獣駆除サービスを行っています。「京滋の害虫駆除.com」を運営している株式会社マイジョリティサービスです。当社は対応エリアを京都と滋賀に限定し、ウェブ集客に特化し、自社施工することで低価格で高品質なサービスの提供が実現できています。

先日、「ホテルですが、お客様がトコジラミに咬まれたという被害があり駆除をお願いしたい」と非常に緊迫した様子でお問い合わせがありました。翌日には現場にお伺いすることができ、ベットのマットレスを確認すると早速トコジラミを発見しました。異常なかゆみを引き起こすトコジラミが好む環境は、暗くて暖かく、また湿気のある狭い場所です。主に、カーペットや絨毯の下、カーテン、タンスや畳、本の中といった場所に生息しますが、就寝中に吸血することが多い為、ベッド周りが最も多いと言われています。体調は5~8mmの茶褐色で空腹時は扁平な体をしています。卵や幼虫は白く粘着性があり、人間の目で見つけることは中々難しいです。また、トコジラミは物に付着したり、産卵をし生息場所を拡大します。一旦繁殖すると防除が困難となる非常に厄介な昆虫です。

トコジラミの駆除方法は私たちプロも苦戦するくらい非常に大変な作業です。二次被害に遭わないよう、防護服や手袋など徹底し作業していきます。ベットの縫い目の隙間や細かな隙間を中心に、スチーム処理と冷却処理を主として行います。薬剤散布だけの業者さんもいますが、中には薬剤耐性をもったトコジラミも潜んでいる為、当社ではこのような方法をとっています。アフターケアとして、駆除後3~4週間で経過を観察させていただきます。そこで、トコジラミが確認できなければ、作業終了となります。もちろんですが、その間は駆除したお部屋は使用することができません。ホテル様からすると1部屋稼動できないのは、非常に大きな損失となります。今回お客様とお話させていただき、「はじめてトコジラミ被害が確認された。予防を徹底しておけばよかった」と仰られておりました。当社からも提案し、今後は年間契約として管理させていただくことになりました。今後は月1回の計10回は点検を行い、年2回の薬剤散布を行います。こちらの予防薬剤は臭いのない物なので、作業後すぐにお部屋を使用することができます。もしその後何かあればすぐに駆けつけて点検を行うお約束をしています。

トコジラミは、別名を南京虫(ナンキンムシ)とも呼びます。日本では、戦前までは身近な害虫でしたが、戦後、その数は激減し、被害も少なくなっていました。しかし、近年、国内外でまた増加の傾向にあり問題となっています。実際に各都道府県より毎年相談が寄せられ、トコジラミの発生が数多く確認されています。観光地や都市、災害による被災地など、人々の往来が多い場所において、爆発的に発生が増える心配もあります。また、トコジラミを発見した場合、自力で駆除する方法と、駆除業者に依頼する方法があります。自分で駆除するには、ホームセンターで売られているトコジラミ用の殺虫剤で行うことが可能です。虫にむかって直接噴射するタイプや煙を焚いて広い範囲に効果がある燻煙タイプなど様々な商品があります。ただ、市販の薬で完全に除去できるのは難しいです。トコジラミは狭い場所に潜むことが多く、ある場所で見つけても別のところで繁殖していることが多いので、個人での駆除はオススメしません。また、市販薬に耐性があるトコジラミも存在し、それを駆除するのはなかなか至難の業です。なので、業者に任せるのがベストだといえるでしょう。業者なら今までの経験から生息場所の調査から駆除まで把握しているので対処も迅速です。安心して駆除するなら業者への依頼をオススメします。被害に遭わない為にも、トコジラミの特徴や駆除方法など、少しでも知識を身に着けておくと良いでしょう。

トコジラミ(南京虫)とは?特徴や駆除方法などプロが解説します!

今回、全ての作業後お客様からは「今のところ被害のクレームもないし安心して営業ができます」と非常にありがたいお言葉をいただきました。当社は民宿からゲストハウス、外資系のホテルまで様々な場所に対応しております。トコジラミは早期発見するとそこまで被害が広がらないこともあるので些細なことでもお気軽にご相談ください。