【知らないと損する?!】ゴキブリを全滅させる方法!害虫駆除会社がお教えします!

京都と滋賀を中心にゴキブリやネズミ、シロアリなどの害虫駆除サービスを提供しています、株式会社マイジョリティサービスです。【害虫駆除.com】の運営を行っています。当社は対応エリアを限定し、ウェブサイト集客に特化、自社施工することで低価格で高品質なサービスの提供が可能となっています。年間を通して一番ご依頼が多いのがゴキブリ駆除です。「家中・建物中のゴキブリを根絶やしにしたい!」と考えている人は多いのではないでしょうか。実際に作業にお伺いした際そちらのお客様からもご質問をいただきます。なので、今回は当社の今までの経験と知識からゴキブリの全滅方法についてお伝えします。

くん煙剤

ゴキブリを全滅させることを考えると、最も効果的なイメージがあるのは、バルサンやアースレッドなどのくん煙剤ではないでしょうか。建物中に殺虫効果のある煙を行き届かせれば、さすがのゴキブリも太刀打ちできません。また、ゴキブリだけでなく、一気にダニやノミなど広範囲でまとめて駆除することができます。しかし、くん煙剤の殺虫成分がきかないゴキブリもいるのです。普通のゴキブリはくん煙剤の煙を浴びれば死んでしまいますが、薬剤に耐性がついているゴキブリが存在します。

ゴキブリ駆除に多く使われるピレスロイドという薬品があります。ピレスロイドという薬品は、くん煙式やスプレー式など市販の殺虫剤から専門業者が使用するものまで使われます。しかし、1990年頃からピレスロイドに耐性を持つ個体が増え始めました。ピレスロイドの抵抗力のあるゴキブリが生き残っていき、近年では必ず効果を発揮するとは言えなくなりました。また、くん煙剤は、ゴキブリの卵にはききません。「卵鞘(らんしょう)」という硬いカプセルのようなものに覆われており、煙の成分が届かないのです。くん煙剤を使って卵が孵る前に卵本体の処理をするか、卵が孵る頃にもう一度くん煙剤を使用する事が全滅させるポイントとなります。


毒餌、捕獲トラップ

毒餌とは、文字通り毒を混ぜた餌のことです。ゴキブリの駆除方法としては、とても一般的なもので、市販されている毒餌や自作できるホウ酸団子などがあります。建物のゴキブリの通り道や餌場などの場所に置いておくだけ良いため、誰でも実践しやすい駆除方法です。しかしながら、毒餌はペットや小さい子どもによる誤飲・誤食のおそれがあるため、設置場所には注意しなければなりません。捕獲トラップはゴキブリを「見るのも嫌だ」という方にオススメの駆除方法です。捕獲トラップは、箱の中に粘着シートと誘引剤となる餌が入っており、その中を通過したゴキブリを捕らえて駆除するものです。そのため、ゴキブリの姿を見ずに駆除することができます。しかし、トラップの中を通過しなければ捕獲することができないため、箱の大きさも決まっており大量のゴキブリ駆除には向いていません。外からやってくる少ないゴキブリに対しては効果的な駆除方法でしょう。

スプレータイプ

家の中で姿を見かけたゴキブリをその場で駆除するなら、スプレータイプの殺虫剤が手軽でオススメです。スプレータイプを使用する場合は、速効性のあるものを選ぶようにしましょう。殺虫効果と害虫がひっくり返るピレスロイド系のものが効果的です。ただ、スプレータイプを使った方法も、大量のゴキブリを駆除するには向いていません。あくまでも目の前のゴキブリを駆除する緊急用の方法と考えておきましょう。

ゴキブリの習性について知ろう

ゴキブリは湿気が多く、狭くて暗い場所を好みます。家中にもこのような場所は多くあるのではないでしょうか。たとえゴキブリを全滅寸前まで追い詰めても、このようなゴキブリにとってすみやすい場所があれば、すぐに大量繁殖し元通りになる可能性があります。2002年に発表された研究結果によると、雌雄3対のチャバネゴキブリは,スキマの数が5個のベニヤ板製シェルターを設置した際,3ヶ月後に780匹までに増加したそうです。もちろんこれはゴキブリにとって良好な環境を実験のために整えたことも要因ですが、わずか3ヶ月でその数を100倍以上に増やせるだけの能力を、ゴキブリは持っているのです。(【参考】CiNii 論文 –  チャバネゴキブリ Blattella germanica の増殖要因としてのシェルターの影響)そのため、ゴキブリを全滅させるには、ゴキブリにとってすみやすい場所を徹底的になくすことが必要です。しかし、棚や家具などを家に置くと、ほとんどの場合、床や壁とのすき間が必ず生まれます。そして、そのすき間にはゴキブリにとってすみやすい環境ができてしまいます一軒家では、人の目が行き届かない床下や屋根裏などもあることでしょう。こういった環境も、ゴキブリにとっては絶好のすみかになります。ゴキブリのすみかがない家にするのは、至難の業だといえるでしょう。

ゴキブリはなんでも食べてしまう

ゴキブリが食べるエサにアクセスしづらくすることも、ゴキブリの数を減らす上で有効な施策の一つです。ですが、ゴキブリはまさに悪食。食材や生ゴミはもちろん、人間の髪の毛なども食べてしまいます。ゴキブリを餓死させることはかなり難しいかもしれません。駆除後の3つのゴキブリ対策は①ゴキブリを侵入させないようにする、②ゴキブリが好きな環境にしないようにする、③ゴキブリを近寄らせないようにする、です。3つのうちどれかひとつでも怠れば、ゴキブリが発生する可能性は十分に考えられます。ですが、定期的な清掃や駆除により、ゴキブリの数を低く保つ事は可能です。家をキレイな状態に保ち、ゴキブリの好みそうな隙間をできるだけ減らし、ゴキブリが好みやすい場所の近くにはトラップをしかけておきましょう。このような努力を続ければ、ゴキブリが寄りつきづらい家にできます。


まとめ

上記の多くの対策を行っても、ゴキブリが発生してしまうこともあるでしょう。その場合は、プロの業者に依頼することをオススメします。プロとしての経験や知識、ノウハウを活かし、ゴキブリを徹底駆除できますし、一度きりではない定期的な駆除・防除の相談にものってくれます。お困りの際は問い合わせしてくださいね。