シロアリ駆除・予防をオススメするタイミングについて

当社は「京滋の害虫駆除.com」を運営している株式会社マイジョリティサービスと申します。当社はゴキブリ、ネズミ、ハトなどを中心に害虫・害獣駆除を行う会社で特徴あるマーケティングを行っています。ウェブ集客に特化し、エリアを京都と滋賀に限定、自社施工を行うことで低価格で高品質なサービスを提供することが実現できています。今回は木造家屋などに住み着くことが多く知られているシロアリについてお話します。「シロアリの駆除に適した時期はいつですか?」 お客様からこのような質問をいただいた場合、誠実なシロアリ駆除業者なら「最適な時期はありません」と答えるでしょう。それは何故でしょうか?今回はシロアリ防除に適した時期(タイミング)について解説します。

食害を見つけたらすぐに駆除

まず冒頭の「シロアリの駆除に最適な時期はない」についてご説明します。シロアリの食害は放っておけば広がる一方で収束することがないため、被害を発見をしたら直ちにシロアリを駆除する必要があります。シロアリの被害は進行スピードが速く、時期を見極め待っていると手遅れになる可能性があります。そういった意味で、たとえば春に駆除するのが良いといった時期的な正解はありません。シロアリ駆除に最適な時期がない理由には、シロアリが冬眠しないため食害の危険が1年を通じて存在することも挙げられます。特に活発に活動するのは気温が20〜30度前後の比較的温かい時期です。冬の寒さから動きは多少鈍くなるもののシロアリは1年を通して活動が弱まる時期がありません。心配な方は、定期的に床下や水回りなどシロアリが巣を作りやすい場所を確認するようにしてください。自分でシロアリをチェックする方法もあります。宜しければご覧ください。ご自身でチェックできないときは、予防も含めてシロアリ駆除業者に相談されることをおすすめします。

シロアリを自分でチェックする方法とは?!

シロアリが羽化する前に予防

それではシロアリの被害を予防するのに適切な時期はあるでしょうか。年間を通して食害の可能性があることからも分かるとおり、シロアリの予防は思い立ったときすぐに実施するのが最適です。あえて時期を選ぶとすれば、4月~7月ころにシロアリの羽アリが巣から飛び立つので、それよりも前に予防工事を行ったほうが良いと言えます。ここで注意ですが、羽化は産卵期のイメージを持たれる方がおられますがそれは間違いです。シロアリの女王は毎日産卵しています。季節関係なく一定期間経つと卵が孵ります。つまり、一度卵が孵ったら毎日卵が孵る事になります。羽化とは卵から孵ったシロアリが育ち、4月〜7月頃に飛び立ち、新たな巣で女王アリとなって繁殖行為を行う事です。なのでシロアリが羽化し、被害が広がる前の時期の予防工事が良いと言えるのです。シロアリの予防は、ご自身が所有する木造家屋を健全に保つことに加えて、近隣にシロアリの被害を広げないという観点からもとても重要です。日頃からご近所同士で注意し合って、羽アリを見かけたら情報交換したり、シロアリの巣になる木材などを適切に管理したりすると予防効果を上げることができます。

シロアリ駆除の保証が切れたとき・その他

もうひとつシロアリ予防に適した時期(タイミング)として考えられるのは、前回のシロアリ防除工事の保証が切れたときです。通常は5年ですが契約書や保証書をよく確認してください。シロアリ防除の保証が切れたら直ちにシロアリの被害が発生するとは限りませんが、薬剤の効力が保証されている間に駆除するのは最も効果的です。より確実な効果を期待するなら保証が切れる前に予防工事を依頼しましょう。シロアリの防除工事を行うことを決めたら、次は具体的に何月何日に実施するかを算段する必要があります。このとき、臭いに敏感なお子様がいるなら学校がある平日の昼間に防除工事を依頼するなど、ご家庭の状況にあった日程を選ぶのがポイントです。また、地域のシロアリ駆除業者に繁忙期を聞いておくと計画が立てやすくなります。


まとめ

残念ながら、ご自宅をはじめ木造の建物が100%シロアリの被害にあわない方法は現在のところありません。シロアリを駆除する時期については「食害を見つけたときが最適」と覚えておき、発見したらすぐにシロアリ駆除業者に依頼するようにしてください。