マダニ媒介の感染症にご注意ください!

近畿地方も昨日梅雨明けし、本格的な夏がやってきそうですね。
暑くなるということはそれだけ虫達も生活の中にやってくるということです。

そして、昨日このような記事を見つけました。マダニによる感染症で女性が亡くなられた記事です。

このような虫からの感染症や毒によるショック症状はご高齢、小さなお子様が重症化しやすい傾向にあります。

感染症や、金の媒介者が害虫や昆虫となるケースが多いです。

ちなみに、この記事の「日本紅斑熱」の他にもマダニによって感染する感染症がありますので下記ご参照くださいね。

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)

ダニに刺されてから6日~2週間程度で、原因不明の発熱、消化器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)が中心です。時に頭痛、筋肉痛、神経症状(意識障害、けいれん、昏睡)、リンパ節腫脹、呼吸器症状(咳など)、出血症状(紫斑、下血)など様々な症状を引き起こします。重症化し、死亡することもあります。

ライム病

ダニに刺されてから、1~3週間後に刺された部分を中心に特徴的な遊走性の紅斑がみられます。また、筋肉痛、関節痛、頭痛、発熱、悪寒、倦怠感などのインフルエンザ様症状を伴うこともあります。症状が進むと病原体が全身性に拡がり、皮膚症状、神経症状、心疾患、眼症状、関節炎、筋肉炎など多彩な症状が見られます。

ツツガムシ病

ひどい風邪とよく似ており、身体がだるく食欲がなくなり、次いで、ひどい頭痛や寒気とともに38度から40度もの高熱が出てきます。4、5日目になると胸や背中から腹部にかけて赤褐色の直径2~3mmの発しんが現れ、その後、腕や顔にも増えていきます。この頃までに適切な治療を受けると、たちまち熱が下がり、時には風邪よりも早く治ります。
しかし、治療が遅れたり適切でなかったときはなかなか熱が下がらず、全身の内臓機能が侵され、重い脳炎のような症状が起こることもあり

マダニ媒介性の回帰熱

ダニに刺されてから、12~16 日程度(平均15 日)に 発熱、頭痛、悪寒、筋肉痛、関節痛、全身の倦怠感などの風邪のような症状が主で、時に、神経症状(意識障害、けいれん、昏睡)、リンパ節腫脹、呼吸不全、出血症状(歯肉出血、紫斑、下血)が現れます。

いずれの疾患も、個人差があり刺されたところがわからなかったり、刺し口が見つからなかったりすることも多くあります。
見た目だけの治療が困難で、診断が遅くなれば重症化するケースもあるので、はやめの受診が必要です。

受診時には、

〇月〇日 野山に行った
〇月〇日 草むらで作業した

など、場所、発症前の行動を伝えるようにしてくださいね!

予防方法

ダニに効果のあるワクチン等はないので、いかに刺されないようにするかが大切です。

■できるだけ野山に入らない
■野山に入るときは長袖、長ズボンなどを着用し肌をできるだけ露出しない。
■草の上に直接座ったり、寝転んだりしない。敷物を利用する。
■脱いだ上着やタオルは、不要意に地面や草の上に置かない。
■虫よけスプレーを使用する

等、できるだけダニを寄せ付けない環境を作ることが大切です。

当社のような害虫駆除業者に頼むことも1つですが、というかうちとしては頼んでほしいんですが。笑

根本としては害虫を媒体させないことが大切だと今回の記事で痛感しました。