京都市下京区 トコジラミ駆除 定期管理 (ホテル) 薬剤散布

近年、京都市ではインバウンドや東京オリンピックの影響で、ホテル、旅館、簡易宿泊所の開業がどんどん増えてきています。2016年には2万2千室の客室数から現在では倍近くが増える見込みのようです。このように、日に日に宿泊施設が建設されていますが、床面積が3,000平方メートル以上のホテル、宿泊施設になると「特定建築物」と定められています。その特定建築物になると、「建築物環境衛生管理基準」という基準に従って維持管理をしなくてはならない決まりがあります。その中に、ねずみや昆虫等の防除について記されています。床面積が3,000平方メートルのホテルというと客室が約100室程度の数になります。(あくまでおおよその数です。)床面積が3,000平方メートル以内だったら別に維持管理をしなくていいんじゃない?と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。維持管理をせず放置することは非常にリスクがあります。そのリスクの1つトコジラミ(南京虫)について書いていこうと思います。

先日、京都市下京区のホテル様へ害虫駆除の年間管理に行ってきました。担当者様からは、ホテルのレビューで痒くなったという書き込みがあり、もしや?と思い今の業者に害虫駆除をお願いしようとしたらかなりの高額な料金を提示されてしまったそうです。それで、インターネットで検索をして当社にたどりつきご依頼という流れがキッカケでした。当社はエリアを限定し、ウェブサイトに特化することで低価格で高品質なサービスを提供することができています。また、害虫駆除を専門に行っていることも低価格に提供できている理由です。

お電話をいただき翌日に現地にお伺いすることができました。調査の結果、予想通りトコジラミ(南京虫)が発生していました。先ほども記述しましたが、近年インバウンドの影響で京都市内を歩いていると外国の方とすれ違わない日は無いというくらい見かけます。経済的には有難いことですが、その影響からホテルや宿泊施設でトコジラミが発生することが増えてきました。カバンや衣服に紛れて日本に持ち込まれたと考えられています。

トコジラミは毎日20~30個ずつたまごを産むので早めの処置が必要です。3日後にお伺いすることができ、3部屋駆除を開始いたしました。もちろんですが、トコジラミの被害が発覚すると駆除作業をしなければいけないので、その部屋は営業停止になります。1日作業したら終わりというわけではないのがトコジラミの恐ろしいところです。最低でも1ヶ月ほどその部屋に宿泊はできなくなります。トコジラミはベットシーツ、枕カバー、マットレス、テーブルやイスの裏、カーテン、クローゼットの内側などに明るいときは隠れ、暗くなったらでてくる傾向があります。そして主に寝ている間に露出している部分から吸血されます。なので、トコジラミが潜んでいると思われる上記の場所や部屋全体に駆除作業を行います。作業方法としては、スチーム処理や冷却処理、予防する薬剤をまきトラップシートを設置するなど、用途にあわせて変えながら作業していきます。薬を無駄にまくだけの業者さんもいるようですが、中には薬剤耐性のもったトコジラミもいるので当社ではスチーム処理と冷却処理を主として行っています。予防する薬剤も臭いのないものなので作業完了後すぐに部屋を利用していただくことができます。3週間経過し再度調査を行い、トコジラミが発見されなかったら施工終了です。その後はアフターサービスとして月1回の計10回は点検を行い、年2回の薬剤散布を行います。作業後も何かあれがすぐに駆けつけ点検をさせていただいております。

お客様からは「3~4割安くなって今のところまだお客様からのクレームもないし助かってます」と言っていただけ当社としても安心しています。民宿から外資系のホテルまで様々な場所での経験を活かすことができています。ホテルや宿泊業者様からすると何日も営業停止になると大きな経済的損失です。トコジラミは早期発見するとそこまで被害が広がらないこともありますので、スタッフや従業員さんにトコジラミの知識について徹底する必要があるでしょう。ささいなことでも大丈夫です、お気軽にお問い合わせください。