京都市南区 セアカゴケグモ駆除(スポーツ施設) 薬剤散布

京都と滋賀を中心にゴキブリやネズミ、シロアリ、ハチなどの害虫・害獣駆除サービスを行っています。【害虫駆除.com】を運営している株式会社マイジョリティサービスです。当社は対応エリアを限定し、ウェブ集客に特化、また、自社施工することで低価格で高品質なサービスの提供が実現できています。毎日たくさんの現場にお伺いしていますが、本日は毎年この時期になるとご依頼いただくスポーツ施設様からお問い合わせがありました。こちらの施設様はプールも併設されており、毎年子供から大人まで多くのお客様がご来場されるようです。プールは露出も多くなり、肌をだしていることで害虫の危険度が高まるため、予防のために毎年ご依頼いただいています。今年は新型コロナウイルスの影響でプールは開場されなかったため、いつもより時期がずれ込むことになりましたが、例年であればプール開き前にお電話をいただいています。

テニスコート内の側溝にセアカゴケグモの巣が多くありました。この塊のような巣の中に成虫のメス1匹と卵嚢が数個あります。セアカゴケグモの巣は私たちが普段見るクモの巣とは少し変わっています。3次元的な巣を作り、卵の維持と餌の確保を同時にできるような構造になっています。写真にうつっているのがメスになりますが、このメスに毒があります。ちなみにオスには毒がありません。

発生の多いところには10メートルほどの側溝内にこれだけの卵とメスグモを発見することができました。巣は確認した側溝などの日当たりの悪く、地面に近い場所につくられることが多いです。側溝のほかにも、自動販売機の下や駐車場のカラーコーンの中、プランターのふちや裏など都市環境をうまく利用して生息しています。薄着になる5月頃から秋口にかけての時期は特に注意が必要です。ただ、ほとんどのセアカゴケグモは基本的におとなしく素手で触らない限り噛まれることはないでしょう。ただ注意してほしいのが、スポーツ施設や公園は休憩時にベンチや地面に座ったときに刺激して噛まれることがあります。また、セアカゴケグモがいるであろうプランターなどの下に、いきなり手を突っ込みクモに触れて噛まれてしまうことがあります。専用の薬剤を使用しセアカゴケグモに噴射を行います。繁殖しそうな場所にもあわせて噴射を行います。ただ卵には薬の効果がないためつぶして駆除します。もし街中で見かけて駆除しないといけなくなった場合、絶対に素手では触らないでください。市販の殺虫剤をかけるか、もしくは足で踏み潰してしまいましょう。どうしても手で駆除しなければならない場合、軍手をはめ、なるべく露出をしない服装で行いましょう。

対策を行っていても何かの拍子に偶然かまれてしまうこともあるかもしれません。咬まれた瞬間は非常に強い痛みに襲われます。その後、一度痛みは弱まりますがまた強い痛みがやってくる傾向にあります。咬まれた場所に紅斑が起きることもありますが、咬み後がはっきりとわからないことも多いです。重症の場合、嘔吐・動機・発汗・頭痛・筋肉痛・腹痛などの症状を伴うことがあり筋肉麻痺の症状に繋がったというケースもあるようです。全身症状がある場合には119番通報をし、医療機関で診察してもらいましょう。特に小さなお子様やご高齢の方がいるお宅は重症化するリスクがあるので、駆除する場合は業者に依頼することをオススメします。また、アレルギーを持つ人はアナフィラキシーショックが起きる場合があるので注意が必要です。

今年もこちらの施設様のセアカゴケグモの駆除を無事に終わることができました。施設の管理者様にも結果報告をすると驚き喜んでいただきました。「利用者の皆様への被害がでなくて本当によかった」と安堵されていました。やはりこちらの施設の管理者様の危機管理が高いため、被害を抑えられているのだと感じます。また来年もお願いしますとお約束のお言葉をいただき非常に励みになりました。お支払いをクレジットカードで行い、作業終了となりました。

他にもセアカゴケグモの駆除作業を行ったブログ記事もありますのでご覧ください。

京都市伏見区 セアカゴケグモ駆除(商業施設様)

セアカゴケグモだけでなく、日本や世界で確認されている毒グモの特徴や予防方法などまとめた記事もありますのでこちらも併せてご覧ください。

セアカゴケグモなどのゴケグモの解説!特徴や予防方法など教えます!

最後に今回のスポーツ施設様ではないですが、セアカゴケグモ駆除の様子を撮影したものがありますので、載せておきます。参考にしてみてください。